
東北の宮城県仙台市は、武田豊の大切な故郷です。2011年の東日本大震災で東北地方、そして仙台はたいへんな惨禍に見舞われました。 巨大な津波は、製鐵所がある岩手県釜石市にも押し寄せ、破壊の限りを尽くしていきます。 もし、彼が生きていたら、この目を覆う 災禍を前に言葉をなくしていたに違いありません。もちろん、彼のことですから、やがては何かを語ったことでしょう。それがいったい どんな言葉か想像の域を出ませんが、武田豊が社長に就任してから30年過ぎた節目に刊行致しました本書に収めた言葉にこめられている のかもしれません。彼の数々の文と言葉が、困難な時代を生きる私たちの心の糧となることを喪心から願ってやみません。


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